海外で公文を続ける方法

生活

 シンガポールに来る前、日本の公文教室で学習をしていた我が子。インターナショナルスクールに通うため、日本語がおろそかにならないようにと、シンガポールでも公文を続けさせたいと思っていました。

 結果として、我が子は通信という形で日本語での公文学習を続けています。以下、海外転居が決まったけれど、公文を続けたいという方の参考になればと思います。

シンガポールの公文

 シンガポールには、ローカルのKUMON教室はもちろん、日本語の教材を使用できる教室があります。そのため、英語がわからないというお子さんや、国語の勉強をしたいというお子さんも、シンガポールで公文学習をすることができます。

 料金は、日本語教材の場合、入会金が50ドル、1科目あたり、幼児・小学生は160ドル、中学生以上は180ドルだそうです(2024年4月時点)。

 ちなみに、日本の公文の場合、入会金はなく、東京の場合、1科目あたり幼児7700円、中学生8800円、高校生以上9900円なので、シンガポールは約2倍の料金!

 しかも、入会できるのが、年長からということで、シンガポールに行ったとき年中だった我が子は入会資格がありませんでした(進度的には年長以上だったのですが、入会資格は単純に年齢だけで判断されるようです。)。

海外転居者向けの公文

 公文には、海外の生徒向けの通信学習制度があり、通信学習を利用するには,基本的に日本の公文に通っている(た)必要があります。詳細は公式HPでどうぞ。

 そこで、通っている教室の先生に伺ったところ、海外での通信学習にも対応する旨の返事をいただくことができました!(教室により、対応していただけるか否かは異なるようです。)

実際の通信学習

 月1回、先生から1ヶ月分の教材が送られて来ます(送料は生徒側負担。)。そして、週2回、通常の教室と同じように、オンラインで先生の元で学習をします。学習後、先生から宿題の指示があり、終了です。宿題の採点は保護者がします。

 月謝は、日本の料金と同じです。

 学習中は、手元をカメラで写す必要があるので、こんな感じのいわゆる書画カメラを日本で購入し、シンガポールに持っていきました。

  

 細かい角度調節もできて使いやすいです。

最後に

 通信学習の場合、宿題の採点、パソコンの操作等、必然的に親の負担は増えますが、日本で慣れ親しんだ先生とシンガポールでも公文が続けられる上、費用も現地より安いので、我が家としては、日本との通信学習をえらんでよかったと思っています。

 シンガポールのピアノの習い事についての記事もどうぞ!

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