日本からの荷物が届かなかった話

生活

 海外で生活していると、日本にいる家族・友人から荷物を送ってもらうこともあるかと思います。シンガポールは郵便制度が発達していると聞いていたので、あまり心配していなかったのですが、渡星して早々、日本から送ってもらった荷物が届かないということを経験しました。同じような事態に直面している方の参考になればと思い、私の経験をご紹介します。

荷物が行方不明になる

 2023年12月9日、母が、子供たち宛のクリスマスプレゼントとして日本からEMSを発送してくれました。そして11日、母から「荷物配達されたみたいだよ」と連絡があり、配達記録をみると、11時37分にお届け済みとなっています。しかし、自宅のチャイムは一度も鳴っていないし、玄関にも何も置いてありませんでした。実際の配達記録がこちら。

 不在配達票のようなものがないかポストも確認しましたが、なにもない。前に暮らしていたアメリカの場合、配達完了の表示になってから荷物が実際に届くまでブランクがあるのが当たり前だったので、シンガポールもそうなのかなと、当初は、そのうち届くだろうと心配していませんでした。しかし、その日一日待っても荷物は届かず、荷物が行方不明になったと気がつきました。

シンガポールポストに問い合わせ

 心配した母が日本の郵便局に問い合わせたところ、当然ながら、シンガポールの郵便局に聞いてくれとのこと。そこで、12日、とりあえずSingapore Post(以下シングポスト)のお問い合わせページで問い合わせることに。「できる限り早く連絡するよ!」と返信がありました。

荷物の捜索

 シングポストの対応を待っていられなかったので、自分でも探すことに。違う部屋に置き配されたままになっていたり、誤配された人が捨ててしまう可能性もあると思い、同じコンドの別の階の玄関先や共用のゴミ捨て場を確認してみましたが、見つからず。

荷物の発見

 荷物が行方不明になってから3日目、シングポストからの反応も一切なく、あきらめかけていた時、コンドの管理人事務所から電話が!荷物があるから取りにきてくれとのこと!事務所に行くと、正に母が送ってくれた日本からの荷物が置いてありました。同じ部屋番号の別の棟に配達されたらしく、その部屋の住人が事務所に届けてくれたそうです。ということで、無事荷物を見つけることができました。

後日談

 シングポストからは、問い合わせをした10日後に、「問い合わせしてたこの荷物届いた?」と逆質問のSMSが来ました。なにも調べてくれていなかったようです。「他の部屋に配達されてたよ。」と知らせるも、謝罪は一切なく、荷物受け取ってるならconfirmedして!と事務的な連絡がきたのみでした。

学んだこと

 今回、日本からの荷物が行方不明になったことで、私が学んだことは以下の2点です。

1 シングポストの問い合わせ窓口は期待できない。

2 シンガポールの住人は親切。

 もし荷物が届いているはずなのに、届いてない!と思ってこの記事を見られた方がいましたら、シンガポールに住む皆様の優しさを信じて、あきらめないでいただければと思います。

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